コラム

column

第一種電気工事士と第二種電気工事士、どちらを取ったほうがいい?

こんにちは!
愛知県豊橋市に拠点を置き、電気工事業者として電気工事を行っております、株式会社浜西電力です。
今回は、第一種電気工事士と第二種電気工事士のどちらを取ったほうがいいのかについてお話しいたします。

第一種電気工事士の取得は3年の実務経験が必要

右下に道具
第一種電気工事士を取るには、3年の実務経験が必須となっています。
第一種電気工事士は、高圧や特殊な電気設備の施工ができる資格のため、基礎的な知識や技術だけではなく、実際に現場で経験を積んだことが必要となるのです。
3年の実務経験を証明するためには、以下の方法があります。
・第二種電気工事士の免状を持っている場合は、その免状の交付日から3年以上経過していること
・第二種電気工事士の免状を持っていない場合は、所定の用紙に実務経歴を記入し、所属する会社や団体などの印鑑や署名をもらうこと
3年の実務経験があれば受験資格がありますが、当然それだけで合格できるわけではありません。
試験は非常に難しく、合格率は10%以下です。
試験に合格するためには、十分に勉強しなくてはなりません。

先に取るのは第二種電気工事士

第一種電気工事士と第二種電気工事士のどちらを先に取るかですが、第二種電気工事士を取得して現場に出て経験年数を積み、第一種電気工事士を取るべきといえます。
3年の実務経験がないと第一種電気工事士は取れないということもありますが、何より第一種電気工事士へステップアップすることで、より幅広い仕事のチャンスやキャリアアップの可能性が広がるからです。
実務経験を積むことで、自分の技術や判断力を磨けます。
第一種電気工事士の試験に必要な3年の実務経験を満たせますし、高圧や特殊な電気設備の施工ができるようになって収入の増加が期待できます。

第二種取得後は、早めに第一種の獲得を!

第二種電気工事士を取ったら、記憶が薄れる前に第一種電気工事士の取得を目指しましょう。
第二種電気工事士の試験で学んだ知識や技術を忘れないようにするためです。
第二種電気工事士の試験では、法規・理論・計算・設計の4科目からなる筆記試験と、配線・接続・測定・判断・報告の5科目からなる技能試験があります。
これらの科目は、第一種電気工事士の試験と共通する部分が多いです。
しかし、第一種電気工事士の試験では、より高度な内容や問題が出題されます。
第二種電気工事士の試験で学んだ知識や技術を忘れてしまうと、第一種電気工事士の試験に挑む際に不利になるでしょう。
また、現場で働いていると、日々の仕事に忙殺されて勉強する時間が取れなくなる可能性もあります。
最低でも3年は経験を積まないと取れませんが、経ったらなるべく早く、記憶が薄れる前に第一種電気工事士の獲得を目指しましょう。

【求人】電気工事士を募集中です!

Newjob
現在、弊社では新たな電気工事士を募集中です!
未経験の方や転職をお考えの方も歓迎しております。
弊社は、研修プログラムの設定や希望休の取得など、スタッフの働きやすさをとても大切にしている会社です。
スタッフ一人一人に合わせた対応を心掛けておりますので、何かあっても気負いせずに相談できます。
これからも更なる待遇向上に努め、従業員が自慢できる労働環境を構築してまいります。
ぜひお気軽にご応募ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。